AR
AR
ARとは「Augmented Reality」の略で、一般的に「拡張現実」と訳される。実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”というものだ。
うーん、難しいですね。
僕が思っているARは、
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- 画像処理を用いる
- 実際に見ているのはデバイスのカメラ越しの映像であること
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こんな感じでしょうか。
※最近出てきているウェアラブルARデバイスに関しては僕はMRとほぼ一緒と思っているので今回はARの対象外にします。
ひとつずつ説明します。
画像処理を用いる
平たくいうと、どうやって物体を検知しているかに僕は重きを置いています。
HoloLensだと赤外線センサーを使ったセンシングデータを元に物体の検知を行っています。
最近の画像認識技術の向上は大変素晴らしく、画像認識だけでhandTrackingを可能にしたり、faceTrackingに関してはもう実用段階ですでにVtuberなどであったり、snowのような身近な技術として浸透しています。他にもFacebookのSparkなどの有名な誰でも作れちゃうfaceTrackingを用いたサービスもあります。
よく間違われる、ARとMRですがどこが違うのと聞かれたときに僕が答えるのはここです。HoloLensでも画像処理を用いたホログラムの投影を行いますが、根本的な技術でいけば、Kinectと同等性能の赤外線センサーを搭載したセンシング技術でホログラムの投影を行っているのがHoloLensです。
「え、でも画像認識を使っているMRデバイスもあるよね??」
はいその通りです。
次の項目で納得がいくと思いますので、少々お待ちください。
見ているのはカメラ越しの映像であること
どうゆうことかというと、HoloLensって実際に見ているのって半透明ディスプレイに見えている現実空間にホログラムを表示しているんですよね。
では、ARデバイスではどうやってホログラムであったりをみるのかというと、
スマホなどの画面越しにみることになります。
ここが重要なところで、実際に見ているものが現実空間なのか、カメラ越しの空間なのかってところがAR、MR最大の違いだと感じています。
そういう意味で昨今のウェアラブルAR端末(スマートグラス)は、現実世界に投影をしている時点であまりARではないなと自分では感じています。
ものすごく曖昧な境界ですが、はっきりと違いがある分野ですので、自分でもっと体験して違いをわかるというのが一番いいと思います。
百聞は一見に如かずです。